鎖引き懐中時計

メガネです。

数々の奇妙な品をコレクションしていますが、

懐中時計は自慢のコレクションです

秘密結社Ｅのメンバーには一度見せたかもしれない。

その中でも一番の宝物がこれです



１８７３年製のイギリスの懐中時計！

今から１３６年前っすよ！

これは鎖引き（フュージーチェーン）といって、

極小のチェーンで動力を伝えるもの。

ベルトドライブのようなものです。


ちょっとだけ裏ぶたを開けてみましょう！



う～ん！　イギリスらしいシンプルで紳士的なデザイン！

１３６年前とは思えないほど状態はいいです

付属の鍵で巻き上げて、時間合わせも鍵で合わせます。

１００年も前の時計は、日差が数分もあります。

１分程度だったら文句なしです。

なにしろ新品だった当時でさえ１分以上はくるう時代でしたから

しかし、My懐中時計はなんと日差１５秒！！

現在の高級懐中時計に匹敵する精度！

なぜなんだ！？

おそらく様々な要因が重なって、結果１５秒の精度になっていると思うんだけれど…。


まあともかく、極小のチェーンを見てください。



中央に見える横線がチェーンです。

自転車のチェーンをそのままミニチュア化したような鎖です

昔の職人さんは凄い技術をもってるよね！

今じゃ作ることができない技術がそこにはあります。

ロストテクノロジーとはSFの世界の言葉じゃなく、

本来は「現在には伝わらなかった失われた技術」のことです。

アンティークにはそういった魅力がいっぱい

だからアンティークって好きなんですよ。

コメント 1

見た見た、前に見させてもらったよ！
もちろん近代技術もすごいんだけど、日本なら江戸時代の知恵とか今でも十分通用するものあるからね～

人間って凄い

by ボス

by himitsu (2009-04-30 15:50)